国衆当主はつらいよ~毛利元就と徳川家康の共通点とは
前々回と前回と続いて公開させて頂いた記事では、日本戦国期の主人公・戦国大名に匹敵する勢力『国衆(地元の殿様)』について記述しました。 国衆は、自身の家中(家臣団・軍事力)を有し、複数の領地(農地農村...
前々回と前回と続いて公開させて頂いた記事では、日本戦国期の主人公・戦国大名に匹敵する勢力『国衆(地元の殿様)』について記述しました。 国衆は、自身の家中(家臣団・軍事力)を有し、複数の領地(農地農村...
2023年(令和5年)のNHK大河ドラマ『どうする家康』にて、松本潤さんが小心にして優柔不断な性格でありながら、幾多の至難を乗り越えて成長してゆくという新たな徳川家康を好演され話題となっています。 ...
卑賎の身分から全国初の天下人となった豊臣秀吉が、覇者・織田信長の衣鉢を継いで、「地方大名統制の強化」・「茶道絵画の保護」・「近世城郭建築・城下町設計の推進」・「全国の鉱山開発」など、政治文化など多方...
筆者が、今まで執筆させて頂いた記事群で、しばしば「有力戦国武将の戦力」と「港(湊)の存在」という経済的関係性を記述させて頂いております。その数例を挙げさせて頂くと、以下の通りです。1.「織田信長は、...
『職人。じつにひびきがいい。そういう語感は、じつは日本の文化そのものに根ざしているように思われるのである。』 『日本は、世界でもめずらしいほど職人を尊ぶ文化を保ちつづけてきたが、そういうあたり、近隣...
戦国最強と謳われた上杉謙信(旧名:長尾景虎 1530~1578)は、天才的な戦才に匹敵するほどの持ち前の商才を活かし、支配した越後国(現:新潟県)の特産物の青苧の販売権、国内に有する直江津/柏崎など...
歴史作家・司馬遼太郎先生が著作『歴史を紀行する』(文藝春秋)の中で、戦国期に諸大名を怖れさせた本願寺勢力(一向一揆衆)のことを『かつてなかった民衆の全国組織』とお書きになられていますが、その大組織を...